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講演会の講師依頼メールの書き方|そのまま使える例文と依頼時のポイント

講演会の講師候補が決まったあと、「最初の依頼メールには何を書けばいいのか」「予算まで書いて失礼にならないか」と迷う担当者もいるのではないでしょうか。

講師への依頼メールで大切なのは、きれいな文章を書くことだけではありません。講師側が「今回の依頼を受けられるか」「主催者が自分に何を期待しているのか」を判断できる情報を、分かりやすく伝えることが重要です。

日程や場所、講演時間、予算といった条件に加えて、開催目的や参加者、そして「なぜ今回あなたにお願いしたいのか」まで伝えることで、講師側も依頼内容を具体的に検討しやすくなります。

この記事では、実際に講師・所属先との調整を行ってきた経験をもとに、講演依頼メールに入れておきたい項目、依頼時のポイント、そのまま参考にできるメール例文を紹介します。

講演依頼メールは「講師が判断できる情報」を伝える

講演依頼の最初のメールでは、丁寧な挨拶文を書くこと以上に、講師側が依頼内容を判断するための情報が揃っていることが大切です。

講師側は、開催日程だけでなく、どのような主催者からの依頼なのか、誰に向けた講演なのか、何を期待されているのか、どの程度の時間・条件なのかなどを確認しながら検討します。

そのため、最初の段階で分かっている情報は、できるだけ整理して伝えておくとやり取りがスムーズになります。

講師への依頼メールに入れたい10項目

実際に講師側へ最初の打診を行う際は、主に次の情報を整理して伝えます。

1.主催者名

どの企業・団体・組織が主催する講演会なのかを明記します。

2.開催目的

なぜ今回講演会を開催するのか、どのようなことを参加者へ届けたいのかを伝えます。

3.開催日時

開催予定日と講演予定時間を記載します。日程調整が可能な場合は候補日を複数提示する方法もあります。

4.開催場所

会場名だけでなく、都道府県・市区町村など、講師側が移動をイメージできる情報を伝えます。

5.参加者属性

社員、取引先、会員企業、医療従事者、一般市民など、誰が参加する講演会なのかを明記します。

6.参加予定人数

現時点で分かる範囲で参加規模を伝えます。

7.講演時間

60分、90分など、主催者が想定している講演枠を伝えます。

8.なぜその講師へ依頼したいのか

講師のどのような経験・専門性・活動に期待しているのかを伝えます。

9.予算

講演料として想定している予算を記載します。確定額でなくても、予算レンジで伝える方法があります。

10.希望テーマ・内容

主催者側で希望するカテゴリーや、参加者へ話してほしい内容があれば伝えます。

特に大切なのは「なぜあなたにお願いしたいのか」

講演依頼メールの中でも、できれば明確に伝えたいのが「なぜ今回、その講師へ依頼したいのか」です。

これは単にメールを丁寧に見せるための一文ではありません。

講師側にとっても、主催者が自分のどのような経験や専門性に期待しているのかが分かれば、その期待に自分が応えられるのかを判断しやすくなります。

たとえば「健康をテーマに講演をお願いします」だけではなく、「ご自身の○○の経験を通じて、参加者に○○の大切さを伝えていただきたい」といった背景まで伝えることで、依頼意図が具体的になります。

講演会LABO 実務メモ

講師への最初の打診では、できるだけその時点で分かっている情報をまとめて伝えるようにしています。

特に大切にしているのが、「なぜ今回、その講師へお願いしたいのか」です。

これは単に依頼メールを丁寧に見せるためではありません。講師側にとっても、主催者が自分に何を期待しているのかが分かれば、今回の講演でその期待に応えられるのかを判断しやすくなります。

日程・場所・講演時間・予算といった「条件」と、開催目的・参加者・依頼理由といった「背景」。この両方を伝えることが、講師側が検討しやすい依頼につながります。

予算は最初のメールに書いてもいい?

講演依頼では、「最初から予算を書いたら失礼ではないか」と迷うこともあるかもしれません。

実務上は、予算が分かっているのであれば、最初の段階で伝えてもらった方が話を進めやすいと考えています。

講演料は、いずれ確認が必要になる条件の一つだからです。講師側の条件と主催者側の予算に大きな差がある場合も、早い段階で確認できます。

また、必ずしも「30万円」といった確定額である必要はありません。まだ予算が固まっていなければ、「30万円〜40万円程度を想定しています」のように、一定の幅を持たせて伝える方法もあります。

日程は候補日を複数提示すると検討しやすい

開催日が一日しかない場合はその日程を伝えますが、日程調整が可能であれば候補日を複数提示する方法もあります。

講師側は既存の予定と照らし合わせながら検討するため、複数候補があれば調整できる可能性が広がります。

ただし、開催日がすでに確定している場合に無理に候補日を作る必要はありません。現時点での条件を正確に伝えることを優先します。

情報が多いほどよい?

依頼メールは長ければよいというものではありません。

一方で、講師側が判断するために必要な情報が不足していると、追加確認のやり取りが増えます。

これまで扱ってきた案件で、極端に情報の少ない問い合わせが多いという実感はありませんが、最初の段階で分かっている情報が網羅されているに越したことはありません。

文章を長くするのではなく、「開催概要」として項目を整理して記載すると読みやすくなります。

そのまま参考にできる講演依頼メール例文

以下は、講師本人・所属先などへ初めて講演を相談する際の基本形です。実際に使用する際は、特に「依頼理由」を今回の講師・企画に合わせて主催者自身の言葉へ置き換えてください。

件名:講演会ご登壇のお願い(○○株式会社/○月○日開催予定)

○○様

突然のご連絡失礼いたします。
○○株式会社の○○と申します。

このたび弊社では、○○を目的とした講演会を企画しており、
ぜひ○○様にご登壇をお願いできないかと思い、ご連絡いたしました。

○○様の○○というご経験・ご活動を通じたお話が、
今回参加予定の○○の皆さまにとって、○○を考えるきっかけになるのではないかと考えております。

現時点での開催概要は下記のとおりです。

【開催概要】
・主催:○○株式会社
・開催目的:○○
・開催日時:○年○月○日(○)○:○○〜○:○○
・開催場所:○○
・参加者:○○
・参加予定人数:約○名
・講演時間:約○分
・希望内容/テーマ:○○
・講演料予算:○万円〜○万円程度

上記内容にて、ご登壇をご検討いただくことは可能でしょうか。

ご確認にあたり、追加で必要な情報等がございましたらお申し付けください。
何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

――――――
会社・団体名
部署・役職
氏名
連絡先
――――――

開催日が未確定の場合の依頼メール例文

開催日は未確定でも、複数候補から講師のスケジュールを確認したい場合があります。その場合は、候補日を明確にして相談します。

【開催候補日】
第1候補:○月○日(○)○:○○〜
第2候補:○月○日(○)○:○○〜
第3候補:○月○日(○)○:○○〜

上記候補日のうち、ご調整可能な日程がございましたら
お知らせいただけますと幸いです。

講師側が検討しやすい依頼メールのポイント

1.条件を整理して書く

日時、場所、講演時間、参加者、予算などを箇条書きにすると、講師側が条件を確認しやすくなります。

2.開催背景・目的を伝える

なぜ講演会を開催するのかを伝えることで、講師側も今回の依頼の意味を理解しやすくなります。

3.依頼理由を具体的にする

「有名だから」だけではなく、どの経験・専門性・活動に期待しているのかを伝えます。

4.分かっている情報は最初から伝える

追加確認を減らすためにも、参加者属性や人数、講演時間など、現時点で分かっている情報はできるだけ共有します。

5.日程に幅があるなら候補日を提示する

開催日を調整できる場合は、複数候補を伝えることで講師側がスケジュールを検討しやすくなります。

依頼メールで避けたいこと

依頼理由が分からない

開催概要だけが並び、「なぜ自分に依頼が来たのか」が分からないと、講師側も主催者の期待を把握しづらくなります。

重要な条件を後から小出しにする

講演時間や予算、開催場所など、判断に関わる条件は可能な範囲で最初から伝えます。

希望内容を細かく決めすぎる

主催者側で希望するカテゴリーや伝えてほしい内容は共有しますが、講師によって実際に話せる内容は異なります。開催目的を伝えたうえで、具体的な講演テーマを講師側から提案してもらうケースもあります。

講演依頼前の10項目チェックリスト

  • □ 主催者名を記載した
  • □ 開催目的を記載した
  • □ 開催日時を記載した
  • □ 開催場所を記載した
  • □ 参加者属性を記載した
  • □ 参加予定人数を記載した
  • □ 講演時間を記載した
  • □ なぜその講師へ依頼したいのかを記載した
  • □ 予算または予算レンジを記載した
  • □ 希望するテーマ・内容を記載した

日程調整が可能な場合は、候補日を複数用意できるかも確認しておくとよいでしょう。

講演依頼メールについてよくある質問

Q.講演依頼メールでは何を書けばいいですか?

主催者名、開催目的、日時、場所、参加者属性、参加予定人数、講演時間、依頼理由、予算、希望テーマなどを整理して伝えます。

Q.講演料の予算を最初から書いても失礼ではありませんか?

分かっているのであれば最初に伝える方が条件確認を進めやすくなります。確定額でなくても、「○万円〜○万円程度」のようにレンジで伝える方法があります。

Q.講演テーマがまだ決まっていなくても依頼できますか?

相談は可能です。開催目的や参加者、希望する話の方向性などを伝え、講師側が話せる内容とすり合わせながらテーマを決めるケースもあります。

Q.開催日が決まっていない場合はどうすればいいですか?

候補日を複数提示できる場合は、候補日と時間帯を整理して講師側へ相談します。

Q.依頼理由は必ず書くべきですか?

できれば明記することをおすすめします。講師側にとっても、主催者が何を期待しているのか、その期待に応えられるかを判断する材料になります。

Q.講師本人へ直接連絡してもいいですか?

講師によって正式な依頼窓口は異なります。所属事務所やマネジメント会社、講演窓口などがある場合は、正式な窓口を通じて相談します。

講師へ直接依頼する前の段階から相談できます

「講師候補はいるけれど、どのように依頼すればいいか分からない」

「予算や条件が妥当なのか確認したい」

「この開催目的なら、どの講師へ相談すればいいか分からない」

「本人や所属先とのやり取りを任せたい」

そのような段階からでもご相談いただけます。

講演会LABOでは、開催目的、参加者、日程、場所、予算などを整理しながら、講師候補の検討から依頼、条件確認、その後の開催準備まで必要に応じて調整します。

講演依頼で大切なのは、文章を上手に書くことだけではありません。講師側が判断できる「条件」と「背景」を整理し、「なぜあなたにお願いしたいのか」を伝えることが、最初の一歩になります。

講演会のこと、まずはお気軽にご相談ください。

講師選び、テーマ、予算、開催準備など、講演会にはさまざまな検討事項があります。

「講演会を開催したいけれど、何から始めればいいかわからない」

「目的は決まっているけれど、どんなテーマ・講師が合うかわからない」

「企画から当日運営まで相談したい」

そんな段階から、お気軽にご相談ください。

開催目的や対象者、ご予算、時期などをお伺いしながら、一緒に方向性を整理します。

講演会・研修・イベントについて相談する

講演会LABOへのご相談、開催目的の整理、講師選定に関するご相談について、相談料・紹介手数料等を主催者様からいただくことはありません。
※イベント全体の企画・制作・運営等をご依頼いただく場合には、ご依頼内容に応じて別途お見積りいたします。